2007年08月15日           もくじへ戻る トップページへ戻る 
    寿曽我対面の舞台稽古

本日は歌舞伎の扮装の実習という事で 実際に‘化粧‘‘着付‘‘鬘‘をつけまして 国立小劇場で「寿曽我対面」の舞台稽古がございました。
1,2班が第一部で午前中からの舞台稽古 3,4班が第二部で午後からの舞台稽古です。
娘は午前中の第一部でのお稽古でした。


子供たちは 1班はAM9:30、2班はAM11:00に楽屋口に集合します。
で、付添いの大人は AM:11:25に国立小劇場の入口に集まります。
ですので 1班の付添いの大人は2時間ほど、2班の付添いの大人は30分ほど待機しておりませんと 舞台稽古を見る事ができません。(^_^;)
皆様、それぞれ工夫なさって待機するわけでございます。


11:25頃になりまして国立小劇場の入口が付添いの大人を入れるために開きます。
本来は舞台稽古の日は客席には関係者以外は入れない事になっているのだそうですが 今回は体験教室という事なので 特別に、この時だけ入口を開けてくれるのです。
ロビーでいろいろ注意事項を聞きましてから場内へ入ります。
客席に入りますと すでに、1班の大名役の子供たちが舞台で支度をしておりました。
長袴を着る大名役の子供は 板附で幕開きになります。
また、花道を使う十郎、五郎のお役の子 鬼王のお役の子は それぞれ花道のどのあたりでセリフを言うのか 決まって見得なのか 教わりながら確認したりしています。
この幕開き前の流れは1班、2班共に同じ流れです。
入場いたしました大人は サッソク!ビデオやカメラを取り出しまして 撮影を始めたり 次の2班の付添いの人はフラッシュを止める確認をしたりしていました。


1,2班とも舞台稽古そのものは順調に終わりましたが 客席で見ておりまして、本当!に教えて下さっている皆様が大変だな〜っと思いました。
とにかく、スゴク気を使って下さっているのが分かります。
もちろん セリフの事とか、細かい所作とか、技術的な事もチャンと見ていて教えて下さっているのですが それ以上に、体調の事や子供の気持ちを考慮してくださっている様に見えました。
短い期間で子供たち80名にセリフや所作を教えて ‘それなり‘にでも舞台の流れを作って 上演にこぎつけるわけですから もう!すごいエネルギーだと思います。
今日は舞台稽古でありますので 緊張してかセリフを忘れてしまったりとか、立ち位置がチョッとずれたりとか、イマイチ決まり損ねたとか、動いてはいけないところで動いてしまったりとか それは細かくいろいろあるのですが こういったところはあまり細かくはおっしゃっていらっしゃいませんでした。
それより とにかく、明日が発表会なので元気に頑張って舞台に上がれる事の方を気遣って下さっています。
正直、子供を連れて行く親としてはとてもありがたいです。

         
舞台はこの様↑な感じでございまして 本物の歌舞伎の舞台です。(笑)
衣装も小道具も とにかく舞台を勤めるのが子供である以外は全て本物で 全てプロの方ばかりです。
これだから成り立つ舞台なのだろうな〜っと思いました。
後見の方やツケ打ちさんの気遣いが見ておりましてとてもよく分かります。
自分で上手く動けない子供の後見や、動きの決まらない子供の見得のツケ 本当にピッタリ合わせてくれます。
子供の舞台を見ておりまして プロの自力のスゴサを認識してしまいました。(笑)


今回の舞台では娘は大名のお役ですので 一番はじめから一番最後まで、ズット舞台に居ます。
まだ幕が開く前に舞台に出て ここで、長袴を着ます。(上の写真で舞台の上に何やら置かれている物が大名役の子供の長袴なのですが 今日は、この長袴を子供がスグに穿けるように準備してくださっていたのは歌昇丈でした。)
そして舞台の準備ができるまで そのまま舞台前面に立っていて 一度定式幕が閉まって 柝が入って幕開きになります。
大名は板附ではじめのセリフがあり その後道具幕の後ろに入って、道具幕を振落して上の写真の庵木瓜に二重の舞台になります。
ここでも既に、工藤祐経他のお役の子供はそれぞれの場所に座っていて 大名は後方の二重の上に並んで 何度かセリフがあり幕が引かれるまで舞台に居ます。
慣れない娘には(って、今回が初めてですし)結構ハードだったみたいです。
陽気がとにかく暑い上に お腹にバスタオルを巻いて衣装を着て長袴を穿き羽二重に烏帽子(まだ、鬘がないだけ良かったです) おまけに舞台の強烈なライトでかなり暑かったようで 客席で見ておりましても、始まる前の準備の時からフ〜フ〜しているのが分かるくらいでした。(^^ゞ
ですが ありがたいことに こういう事はよくある事なのでしょうね 舞台上でお稽古の進行をなさっていらっしゃる歌昇丈や梅枝丈、萬太郎丈が何かとお声を掛けてくださったり 後見の方が扇子で扇いでくださったりして 何とか気を紛らわせる事ができました。
本当に歌昇丈にはワークショップの時から いろいろありがとうございます。m(__)m


舞台稽古を見ておりまして 何が一番ハラハラしたかと言えば あまりの暑さに、途中でひっくり返るのではないかという事でした。
ですので チョッとくらいセリフが棒読みでも ひっくり返らなかったので良かったです。(笑)
が・・・娘ちゃん!舞台でアクビをするのは止めましょう。(^_^;)

1,2班のお稽古が終わりましたのが2時15分くらいで 本日は終了でございますが 教えてくださっている方は これからさらに2回 3,4班の舞台稽古を指導してくださるわけで これはもう!感謝以外ございません。
ありがとうございます。

さあ!イヨイヨ明日は本番!
頑張れ〜!!!


      よろしければ こちらにオマケをUPいたしましたのでどうぞご覧くださいませ。






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