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神楽(かぐら)、催馬楽(さいばら)、風俗(ふぞく)、今様(いまよう)、の事 の起りからはじめて、娑羅林(しゃらりん)、只の今様、片下(かたおろし)、 早歌(はやうた)、などの歌い方や 初積、大曲(だいごく)、足柄(あしが ら)、長歌をはじめとして いろいろ声が変わるような歌、田植え歌にいたる まで書き記しました。 こういう事は みな同じ解釈ではないので 後になって非難される事も多 いかもしれません。 でもそれは、仕方ないことでしょう。 これらの事を記し終えて、「巻一」から「巻九」まで撰び終わりました。 和歌については、奥義や秘説、心得などを書いた書物とかチョッと聞いた 事を書きとめた様な本が多くあるらしいのですが、今様には まだそういう ものがないので 歌人の源俊頼(みなもとのとしより)の書いた歌の本 「俊頼髄脳」をまねして撰びました。 |