01 神楽、催馬楽、風俗について      もくじへ戻る トップページへ戻る

 昔から今日に至るまで、皆が習い伝える歌があります。
 それらは、神楽(かぐら)、催馬楽(さいばら)、風俗(ふぞく)、とよばれて
いるものです。
 神楽と言うのは、天照大神が天の岩戸の内にお姿をお隠しになった時
天鈿女命(あまのうずめのみこと)が演じた歌と舞から始まったのでした。
 催馬楽は、大蔵省に あちらこちらの国より貢物を納めに来る民が、道々
歌ったものが始まりです。
 で、この歌 なんとなく聞き流してしまってもよいと言う事でもないのです。
 まあ、政治というものが 善く行われたり悪く行われたりすると 民は褒め
たり けなしたりするものですから。
 催馬楽は、公式の場であれ私的な場であれ 正式な音楽である雅楽(が
がく)の琴の音、琵琶の緒、笛の音に合わせて、日本の曲調に編曲した
ものなのです。
 これらはみんな、天地を感動させ、荒ぶる神を和やかな心もちにし、国を
治め、民に恵みをあたえる 良き方法なのです。
 風俗は、舞楽の予行練習を清涼殿の東庭でする時や 加賀の祭りの
舞楽に使われるのです。
 また、酒宴の時にも以前は歌われました。
 でも、最近は酒宴の時にはあまり歌われないですかね・・・。
 これ以外にも、習い伝える歌があります。
 それが、今様です。
 神々の賛歌、物事の様子を謡った歌、田植え歌、などなど、習い伝えた歌
の数は多くて その部類もたくさんあるのです。






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